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2012/09/27.Thu

【自由民主党】安倍晋三 新総裁記者会見(2012.9.26)



第25代自由民主党総裁に就任した安倍晋三新総裁の記者会見の模様です。

会見全文
http://www.jimin.jp/activity/press/president/118593.html

【安倍総裁発言】
この度、自由民主党総裁選挙によって選出いただきました安倍晋三でございます。新総裁の使命は、この総裁選挙のテーマでもある「日本を、取り戻す。」、政権を奪還するということであります。この政権奪還は、私たち自由民主党のための政権奪還ではありません。今、日本の領海や領土が脅かされようとしている。そして、同時に長引くデフレ、そして円高によって、経済は低迷しています。この難局を打開して、強い日本、豊かな日本をつくっていく。それが私に課せられた使命であります。そのために政権奪還を目指していきたいと思っています。 .

【質疑応答】
記者
まずは勝因と得票数の評価についてお聞かせください。特に、1回目の投票で党員の過半数の支持を得た石破さんを決選投票で破ったことについては、党員の思いとねじれた形になるのではないかという指摘があると思いますが、その点について、どのようにお考えですか。

総裁
私自身総裁選挙に出る資格があるかどうか、ずっと自分自身に問いかけてまいりました。その中において、我々は総裁選挙をした。出遅れているという指摘もありました。しかし、この中において、身を捨てて、この難局に立ち向かえとの同志の声に応えて、そういう決断をしたのでありますけれども、まさに私の周りに集まっていただいた同志の皆さんは、たとえ負けることになったとしても、今、自由民主党が主張すべき保守党としての原点に返って、その主張を、理念を明確にくっきり国民の皆さんに訴えていくことによって、それは必ず自民党にもプラスになるし、日本が今、国難を迎えている時にこそ、この主張を展開すべきだ。その意思で皆さん集まっていただきました。特定のグループが全部まとまるということではなく、そういう有志の結合であったわけでありますが、まさに燃えるような選挙運動を展開していただきました。

また、街頭演説においても、私自身確かな手ごたえも感じていました。同時に、各会場、本当にたくさんの方々が詰めかけていただきました。この総裁選挙、大変有意義であったなと思います。こういう、今、日本が置かれている状況の中において、私の訴えに共感していただける方々がだんだん増えてきて、また議員の皆さんの支持も広がってきた。それが最終的な勝利に結びついたと思います。選挙の結果において、地方の党員票の過半を取った石破さんと、国会議員の過半数を取った私が協力していくことによって、自由民主党は、いわば強力な体制を築いていくことができますし、新しい自民党、信頼に足る自民党にしていきたいと思います。

記者
自民党史上初めて、総裁再登板となることについて、どのようにお考えですか。

総裁
私はかつて、総裁・総理として、政権を担いました。その中で、挫折も含めて、様々なことを経験してまいりました。国民の皆さまにも、本当にご迷惑をおかけしました。その責任は大変大きなものがあるわけでありますし、その責任は、私がこの総裁選挙に勝利したことで消えるわけではありません。この責任をしっかり果たし、その経験を胸に刻み付けながら、今、私はすっかりおかげさまで、健康を回復させていただきました。経験を生かして、この難局に立ち向かっていきたい。この経験を今こそ生かしていけるという声もたくさん頂くことができました。総理として、何度も首脳会談を行いながら、外交において様々な経験をしてきた。今、民主党の外交敗北によって、日米同盟が危うくなっています。今までの経験、こうした外交の経験も生かしていきたいと思っておりますし、総裁として、選挙に勝っていくため、私自身失敗の経験もしていますが、そういった失敗も生かしていきたいと思っているのです。

記者
党役員人事について、3点伺います。1点目、今のお答えの中で、石破さんと協力していくことが強力な体制作りになるというお話がありましたが、石破さんの処遇について、どのようにお考えですか。2点目、過去、安倍総理の時に、「お友達内閣」とも揶揄されたことがありますが、今度の人事に関して、どのような観点に重点をおいて人事を行うのですか。3点目、その人事を行うのはいつか、お聞かせください。

総裁
あと一両日じっくり考えていきたいと考えています。石破さんが党員の過半数を取った。私は、これは重く受け止めなければならないと考えています。その中で、石破さんともお話しいたしますが、協力していくことが求められていると思います。その上において、次の選挙、まず選挙に追い込むことでありますが、来るべき総選挙に勝ち抜くことができる強力な布陣を考えていきたいと思います。

6年前の話でありますが、私には戦後体制から脱却するという、一つの大きな理念がありました。この理念に賛成する、同じ理念を共有する同志を多く配置した。これは、よく欧米では、政権を運営するのは、政策的目的を果たすためでありますから、いわゆる派閥均衡的な配慮をしなかったことも、より批判を招いたと思います。しかし、その際、自分の周りの者だけ、配置しているのではないかという誤解を招いたことは、私も反省すべき点だと思います。まさに、今日、5人の候補者、戦いを終えたわけであります。ラグビーで言えばノーサイドでしょうか。これからは、言わばそういう垣根は全く外して、そして、人材を開かれた形で活用していきたいと思っています。

記者
野田政権への対応について、野田総理は、自民党新総裁と公明党の山口代表との党首会談を行って、3党合意に基づく税と社会保障の一体改革を推進していくということを改めて確認するとともに、特例公債法についても議論したいと言っています。まず党首会談に応ずるか、お聞かせください。それと実際会談をした場合、総理が早期の衆議院解散に応じないという姿勢を示してきた場合、どのように対応されますか。

総裁
税と社会保障の一体改革については、公党間の約束でありますし、言わばどの党が政権を取っても、取り組まなければいけない課題であります。私たち自由民主党の税と社会保障の一体改革に関する理念が、あの中には組み込まれていると、私も理解しています。今回の総裁選挙におきましても、私も含めて5人の候補者全員、それは進めていきますよと約束させていただいたと思います。その中で、これは国会においては、当然公党間において、議論していくことは当然ですから、党首会談には応じていく。これは当たり前のことであろうと思います。

しかし、もちろんその中で私どもの主張は述べさせていただきたいと思います。例えば、特例公債法案については、我々は、無駄遣いはちゃんとなくしてくださいよと、組み替えも含めて、政策的要求をしています。全くそういう話に応じませんよということは、議会の中において、物事を進めていくことにおいて、おかしいのであろうと思うわけであります。議会の衆参の構成を考えていけば、同時に、谷垣総裁と野田総理が、税と社会保障の一体改革を進めていく、野党にとっては、大きな決断をした。言わば、与党の中心的な最重要政策に、野党が賛成するという大きな決断を、谷垣総裁が下す中において、野田総理が近いうちに解散する、つまり重要な政策の変更、「消費税を上げないと言っていたことを言わば逆転させたのでありますから、当然改めてその上において、国民に信を問うという約束をしてくださいね」という谷垣さんの問いに対して、野田総理は「近いうちに解散する」。これは野田総理と谷垣さんとの約束ということのみならず、解散というのは国民との約束であろうと思います。国民に近いうちに信を問いますよということを、野田総理は言われたわけでありますから、そのことについては、実行していただきたい、いただけるものと考えておりますし、それを前提にいろいろなお話をさせていただきたいなと思います。

記者
今後の党運営について、派閥の観点から伺います。安倍新総裁を支持するグループの中には、派閥の役割をもう少し少なくするべきだという意見があります。今後、今回の出馬にあたって、町村派から2人立候補することになりましたが、今後、「長老」と言われる方々と、どのように、党運営にあたって付き合っていくのか、意見を聞いていくのか、人事も含めて、若返りを図るのか、所見をお聞かせください。

総裁
今回盛んに派閥とか、長老支配と言われていたわけですが、言わばかつてのような派閥の論理、「長老」の言うことに従うという論理で行けば、そもそも私は立候補できなかったわけです。その中において、立候補した私と無派閥の石破さんが決勝戦を戦うことになったという1点を取って見ても、自由民主党も変わって来ていますし、派閥の役割もかつてのように、人事に介入し、了解していくような派閥では全くなくなっていると言っても良いと思います。言わばお互いに選挙の時に助け合っていこうよ、落選している人、新人を発掘していくことだろうと思います。党がこういう機能をいかに代替していくとかできるかどうかという点も非常に重要な点だと思います。自民党は、そういう意味では、まだ完全に小選挙区型の政党に完全に変わっているわけではありません。そこのところも選挙に勝っていかなければいけませんから、小選挙区型の政党、いつまで小選挙区制をやっていくのかという議論は別にありますが、今、小選挙区を戦う中においては、かつて小選挙区になれば派閥はなくなるでしょうと言われたわけでありますが、党が完全に変わっていない。どうすればいいかということで、私が党改革実行本部長の時、代替機能をこうしてやっていきましょうということを提案させていただき、例えば公募制度を導入して、今、ほとんどの候補者が公募で選ばれています。そういう意味では随分変わってきているのも事実です。

その中で、いかに党が生まれ変わったかということを、わかりやすく国民の皆さまにご理解いただけるように努力していきたいと思いますし、人事においては、そういう観点で、私も総理・総裁の時にも、ほとんど派閥にとらわれずに、いろいろやらせていただいたつもりであります。今回も、いろいろな若い人材も様々な役職に能力のある人を、自民党ほとんどの人が、民主党に比べれば、皆高い能力を持っているのですが、フレッシュな人材も活用しながら、そういうことも考えていきたいなと考えています。

記者
野田総理とどう向き合うかについて、もう少し具体的にお聞かせください。野田総理問責決議案が可決されて、全野党が全面審議拒否に突入して、国会が閉幕しました。次の臨時国会も、総裁は全面審議拒否を維持するのですか。特例公債法の扱いについて、解散と引き換えでなければ、特例公債法の成立には協力できないとのお考えをお持ちでしょうか。

総裁
参議院の問責は、わが党だけではなくて、複数の政党が賛成して、決議されたものであります。参議院の院の意思を示した。野田総理は、そのことを当然重く受け止めているはずであります。その上において、我々は一切応じませんよというつもりもありませんし、国民の皆さま、特に地方はまだ景気が悪いですから、そういうことも勘案しながら、我々は政局を最優先して、そして何が何でも、という政党ではありませんけれども、しかし、野田総理も「近いうち」という約束をしたのですから、お互いに紳士協定ですよと、ここはお互いに、まさに政治家として、ステイツマンとして、約束をお互いに果たしていくことが、今こそ求められているだろうと思います。

記者
先程来、政権奪還という言葉が何度も出ていますが、安倍新総裁としては、いつ解散総選挙、あるいはどういうタイミングで解散総選挙をすべきと、もちろん総理の専権事項ですが、求めていくお考えですか。また、いざ総選挙となった際、安倍新総裁だからこれが争点だということで、お考えになっている争点はありますか。

総裁
まず、いつという話ですが、こればかりは総理が最終判断をするわけですから、まさに近いうちに解散、国民と約束されたことを果たしてもらうべく、全力を尽くしていきたいと思います。そして、選挙において、私はこれから、新体制を作って皆で何をテーマにしていくのか、話し合っていきますよと。その中で、外交・安全保障、民主党政権によって外交敗北と言われています。まずは外交・安全保障について、訴えていきたい。その中において、日米同盟をもう一度再構築していく上において、集団的自衛権の行使は必要ですねということを訴えてまいりました。それと同時に成長戦略、わが党にあって、民主党にない、この成長戦略。日本はこれからも成長していきますよ、デフレ脱却して成長していく、そのことを訴えていきたい。もう一つは教育再生。さらには憲法改正に取り組んでいく。たくさん申し上げたけれども、こういうテーマについて、訴えていきたいと思います。

記者
尖閣問題について、野田総理は尖閣の国有化という処置を取りましたが、国有化というやり方について、新総裁はどのように認識されていますか。また、将来総理になったら、悪化した日中関係をどのように修復したいとお考えですか。

総裁
私の基本的な考えを申し上げます。日中間には、領土問題は存在しないというのが、私たち自由民主党の考えであります。そして、今、尖閣を巡る中国の様々な動きに対して、我々は、まずは、この尖閣、領海をしっかりと守っていくという意思を示していきたいと思います。その上において、私は6年前に総理に就任した際、最初の訪問国として中国を選びました。それは日中関係が極めて重要であるからです。日本は中国に投資をし、輸出をし、利益を上げています。中国の成長は日本の成長に必要です。同時に、中国も日本の投資によって、雇用を作り、日本から日本しかできないような資本財、半製品を輸入して、それを加工して、輸出をしています。言わば、お互いに切っても切れない関係ですね。そのことを認識しながら、両国は国境を接しています。世界中どこもそうですが、国境を接している国、様々な国益がぶつかる場合がありますね。国益がぶつかっても、今言ったようにお互いがお互いを必要としているという認識、これは戦略的に考えながら、そういう事態をコントロールしていこうと。この考え方に今も変わりはありません。

記者
総裁選挙で、国会議員票では安倍さんが上回りましたが、党員票、一般の有権者に近い方の票では、石破さんが倍近い票で、1回目の開票ではリードしていました。この国会議員の票の投じ方と、この党員の皆さんの票の投じ方のギャップについては、どのように感じていますか。

総裁
これは何度も申し上げますが、党員の皆さまの得票、これは当然、私は党運営をしていくのにあたって考えていかなければならないと思っています。また同時に、国会議員の皆さんということで、厳しい選挙をくぐり抜けて、10万票以上の党員を含め、たくさんの人の支持を受けています。そして、衆議院議員の皆さんは、近いうちに選挙がある。国民の審判を受ける中において、重要な判断をしていただいたと思います。そういうバランスの中で、今回は、私が総裁選において、選出していただいたと思っています。

記者
この自民党総裁選挙の前に、民主党代表選挙が行われ、野田代表が再選され、輿石幹事長が再任されました。民主党の新執行部体制について、自民党新総裁としてどのようにお考えですか。輿石さんが幹事長になったことで、解散が先送りされるのではないかという見方がありますが、所見をお聞かせください。

総裁
これから自由民主党の執行部を作り、民主党の方々と話し合うべき点は話し合っていかなければなりませんし、同時に、解散総選挙近いうちという約束を果たしていただけるように、我々も迫っていかなければならないと思います。民主党のことですから、今、私がどうこう論評することは適切ではないだろうと思いますけれども、最終的な決断は野田総理が下されるわけであって、誰が幹事長であろうとも、約束をされた野田さんがその約束を果たしていかれることを信じております。


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